クライミングをはじめて最初に覚えた課題名は何ですか?
はっきりとは覚えてないのですが私はこれでした。
「伴奏者」
最初の一歩から半年がたっていた。
奇跡的に踏めた一歩が今日、 最後までつながった。
この半年で不可能に思えたものは徐々に崩れ、勘にも頼れる自信がついていた。
今なら行ける。
仲間とともに久しぶりの不可能スラブ
未知数だったスタンス、ムーブ
ひとつひとつのパーツとイメージがスムーズ組合わさった。
ただひとつを残して
一昨日の状態からして今週を逃すとしばらく離れることになる
やり残して旅立つのも嫌だ
いてもたってもいられず車に乗り込んだ
朝を迎え岩の状態は決していい物ではなかったが、朝陽と風が前日の湿気を吹き飛ばし最低限の状態を作ってくれた。リミットは陽が強くなるまで一時間ほど
一昨日のムーブを確認し、残るひとつのムーブも解決した。
ここ一番の時に自分に言い聞かせる言葉がある
「人生は回転寿し、常に明日があると思うな」
最大限の意識的集中で核心まで入った
無意識のうちに本能的集中に切り替わる。
すべての神経系を支配し不安が確信に変わる。
マントルを返しきるところで切れそうになったが無理矢理押し切った。
去年の暮れからこの課題を意識しながら岩を登り回った。
結果としてひとつの形になり予想を上回る経験知を得ることができ、最初はそれほど興味のなかったスラブが今では好んで登る物になってきた。もちろん仲間の影響もあるがこれからもクラックも含めてベースラインでやっていくことにする。
とは言ってもこれで心置きなく傾斜壁に戻れます。やっほほーーーーい
未解決のムーブを探るときに投入して解決。そのまま完登靴になってくれた。
自らの定石を崩すのも勇気がいります。
ありがとね
¥60,000いかんでよかったわ チャリ〜ン